■ロゴライターWin4のご紹介
ロゴライターWin4はLogoという教育用プログラミング言語を使用した統合ソフトウェアです。
プログラミングソフトというと、ある種の仕事を合理化・簡素化するためのソフトウェア作成ツールを思い浮かべますが、ロゴライターwin4は子ども達が論理的なモノの考え方を習得するためのツールとして存在します。
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人間が紙とエンピツを手に入れた時からモノに対する考え方は飛躍的に進歩しました。考えたこと思いついたことをひとつひとつ紙に書きとめ、それらを元に新たな考えを組み立てさらに次の段階へ移行していくという方法です。シンプルかつ論理的でわれわれは長い間この方法を活用してきました。
しかしながらこの方法も不足する部分が無いわけではありません。緻密な計算やたくましい想像力で構築され生み出されたこの新たな考え方と答えも、その多くはすぐに実践することが出来ず仮説の段階に過ぎません。その考え方が本当に合っているのかどうかを実践によって確かめるためにはさらに多大な時間が必要となるからです。
時代は流れ、コンピュータの出現がこれら多くの問題を解決するのに多大な成果を挙げるようになりました。仮説に過ぎなかったこの新しい考えもコンピュータがその考え通りに構築されたプログラムによって瞬時にシミュレートすることで答えを見出すことが可能となったからです。現在ではロケット工学をはじめさまざまな分野でもコンピュータがこのような使われ方をしています。Logoは、これらのシステムを子ども達に「論理的な思考能力を育成」するための活用ツールとして生まれました。
画面上のカメ(亀)は子ども達の簡単な命令語(コマンド)によって思い通りに動きます。そしてその考え通りにシミュレートします。ひとつひとつの小さな考えを階層的・構造的に扱うことが出来るので、より大きな考えを構築することが容易です。どの段階においてもすぐにシミュレートすることで考えの正誤を確認でき、間違っていれば間違った通りにシミュレートし、物理的な間違いに対してはその部分をエラーメッセージで応答するので考え方の修正が容易に行えます。これらを繰返し学習し正しいプログラムを構築していくことで、子ども達は論理的・階層的なモノの考え方を身につけていくことがLogoなのです。
算数や数学を中心としたあらゆる教科で、また情報や中学校技術科等で「コンピュータの仕組」「プログラミング」習熟の場でもLogoのやさしい基本概念は子ども達にとってとても親しみやすいツールになるでしょう。
●主な特徴
ロゴライターwin4は「まえへ・みぎへ」等の身近な生活習慣に即したコマンドから「sin(サイン)・cos(コサイン)」の数値演算関数・変数等250あまりのコマンドを有しています。また、複数のコマンドを組み合せて独自のコマンドをいくつでも作成することが可能です。ロゴライターWin及び3の上位互換性があります。
◆トライ&エラー(コマンドセンター)
コマンドセンターはいわばスーパーエディタです。プログラム作成の過程で追加・削除・修正・逆戻り・繰り返し・実行が自由自在です。思考(plan)・実行(do)・修正(see)を繰り返しながら目標を実現していく事により、今、最も重要視されている問題解決能力育成のソリューションを提供します。
◆タートルグラフィックス
画面中央に「カメ」が現れ、カメ自身がペンとなって動くことにより、画面上に絵を自由に描くことができます。
◆構造化言語
小さなプログラムをつくり、それをまとめて大きなプログラムにする。逆に、全体の流れをつくり、その中で使用する小さなプログラムをつくっていく事も簡単にできます。自分の表現したいこと、思いついたことから始めれば良いのです。
◆対話型言語
ひとつ、ひとつ、確かめながら命令を実行させることができます。プリミティブ(コマンド)の入力ミス、プログラムのミスも日本語のエラーメッセージで即座にわかります。
◆形のエディタ
カメはいろいろな形に変身させることができます。変身したカメも通常のカメと同様に、自由に動かせます。形のエディタで自由に形をつくったり、入れ替えたり、アニメをつくることも容易にできます。また、ロゴライターwin4では従来の4倍の大きさの「大きな形のエディタ」を用意しました。
◆音のエディタ
Windowsで扱う音声データ(WAVEファイル)や音楽ファイル(MIDIファイル)をロゴの命令で直悦操作できます。
◆割り込み命令
マウスをはじめ、カメ、テンキー、ファンクションキーに独自の命令を割り当てることができ、割り当てられた命令を優先的に実行させることができます。
◆リスト処理
データの内容を並べ替えたり、複数のデータを連結させることができます。
◆制御
簡単な操作命令を使用してパラレルポートに接続した機器を制御することができます。
●動作環境
対応OS |
日本語Windows 95/98/Me/2000/XP/Vista/Windows7 |
CPU |
Pentium 100MHz以上 |
ハードディスク容量 |
20MB以上の空き容量 |
ディスプレイ |
1024×768以上を推奨 |
●価格
単品 |
\21,000 |
(本体\20,000) |
ライセンス11 |
\113,400 |
(本体\108,000) |
ライセンス22 |
\207,900 |
(本体\198,000) |
ライセンス44 |
\354,900 |
(本体\338,000) |
45以上 1ライセンス |
\5,250 |
(本体\5,000) |
●ダウンロードページ
カタログやロゴライターWin4のアップデート・プログラムがダウンロードできます。
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